腹式呼吸と片頭痛(続き)

 

こんにちは、TASKALの長江です。

先日、腹式呼吸と片頭痛について、実体験をもとに簡単にお伝えしました。今回は、もう少し具体的につづっていきたいと思います。

人間は30日間食事をとらなくても、3日間水分を取らなくても生き延びることはできますが、呼吸は3分止められると確実に命を落とすといわれています。このことから、それだけ呼吸、酸素は人間にとって重要なものだということがわかります。

口呼吸でも、体内に酸素を取り入れることはできますが、肩や胸だけで行っているので、肺の一部にしか酸素を届けることができません。同じ呼吸なのに実に効率が悪いと思いませんか?ですが、ストレスを感じたり、緊張したり、何かに夢中に取り組んでいるときはどうしても交感神経が優位になり、呼吸も浅くなってしまう=口呼吸になってしまうのです。その結果、酸欠や血行不良が起こり、片頭痛が起きやすくなってしまうのです。

また、雨の降る前、低気圧に変化したりすると頭痛が起こることがありますが、それは、空気中の酸素濃度も薄くなり、おのずと体内に入れる酸素が不足し、そのため血管は収縮し、頭痛になりやすくなるという仕組みなのです。

 以上のことから、人間にとって酸素がどれだけ必要なものかということがわかってきました。あとは、いかに効率よく体内に酸素を取り入れるか、それだけです!それさえマスターすれば、頭痛しらずの身体になれるはず!

 マスターというより、口呼吸という癖を鼻呼吸に直すだけ、とても簡単です。 
① 鼻から5秒かけて息を吸い(このときおなかを膨らませることを意識する)
② 3秒止めて
③ 7秒かけて口から息を吐き切る(おなかがへこむことを意識する。)


たったこれだけです。練習すればすぐできるようになります。ポイントは、気づいたときにやること、腹式呼吸を癖にしましょう!

 片頭痛に効果のほかにも、自律神経の調節(副交感神経を優位にし、リラックスさせる)血行を良くして、全身の凝りを改善する、腹圧を変化させることによる便秘改善する働きがあるといわれています。

 うーん、ほかにもたくさんメリットがありそうな予感、私自身も続けて、身体の変化を体感していきたいと思います。また報告します♪



脳梗塞、脳出血の後遺症、パーキンソン病、脊柱管狭窄症、特定疾患などの患者様。
その他、腰痛、神経痛、リウマチ、頚椎捻挫後遺症などで慢性的な疼痛が続く方。
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