患者さんから「気持ちいいからもっと長い時間マッサージしてほしい!」「30分では物足りない。」という言葉をいただくことがあります。
患者さんから「気持ちいい!」とか「良くなってきた!」「歩くのが楽になってきた!」などと言っていただけると、施術者としては本当にうれしいですし、この訪問マッサージという仕事につけてよかった!と感じることが出来嬉しく思います。
TASKAL館林サービスセンターの施術時間は(マッサージ、ストレッチ、関節運動、場合によっては簡単な起立・歩行練習など)約30分です。しかし、患者さんのご希望で時間を延長してほしいという声をいただくことがあります。
ですが患者さんの症状や体力などによっては長い時間の施術をお断りさせていただくことを施術者として判断しなければいけない場合があります。それは「刺激量」の問題です。
マッサージというものは(鍼灸も同様ですが)、その人に適切な刺激量でなくては逆効果になってしまうこともあります。
TASKAL館林サービスセンターの施術者は全員が国家資格保持者であり、「刺激量」の判断は個々でしっかりと行えています。
「刺激量」と聞くと、「マッサージの押す強さ」だけかと思われがちですが、施術時間も「刺激量」に影響します。例えば、軽いマッサージであっても時間が延びれば延びるほど「刺激量」は積み重なり大きくなります。結果、高齢の方や免疫力が落ちている方などは体が逆にだるくなってしまったりすることもあります。
マッサージを長い時間受ければそれだけ効果が上がるわけではないのです。
特に私たち訪問マッサージの患者さんは、持病や後遺症を持っている方、難病を抱えている方などもいるため、1回2回の施術で治るというよりも、長い目で見て、無理なく病気と付き合っていく、現状維持をしていくことが目標という方が多いです。
効果を出すのであれば、1回の90分の施術を週1回受けるよりも、短い時間の施術を週3回に分けて受けた方が効果は明らかだと思います。
患者さんのご要望にお応えできないことは、心苦しい部分もありますが何よりも患者さんの身体を第一に考えたうえでの判断です。
施術時間というのは施術者が患者さんの状態を判断したうえで決めさせてもらっているとご理解いただければと考えます。
今の症状と向き合い付き合っていく事、もちろん、病気を治せれば最高です。しかし難病を完治させたり、後遺症を全くなくすことは私たちにはできません。ですが、ちょっとでも状況を良くしたり、気持ちを前向きにしたりすることはできます。
長い目で見て、その患者さんが今後幸せに生活していくには?不便を感じないためには?そこを考え施術していくことが、訪問リハビリマッサージの役割です。
より効果的であり、より体に優しい施術を今後もTASKAL館林サービスセンターは追及し患者様の助けとなるようにしていきます。
脳梗塞、脳出血の後遺症、パーキンソン病、脊柱管狭窄症、特定疾患などの患者様。
その他、腰痛、神経痛、リウマチ、頚椎捻挫後遺症などで慢性的な疼痛が続く方。
また、歩行が困難な方。
上記疾患などをお持ちで歩行がつらい方、通院が困難な方、寝たきりの方など様々なことに対応して治療・リハビリを行っていきます。
ご不明なことは何でも気軽にご相談ください。
一般社団法人ケア・フロント
TASKAL館林サービスセンター
0120-954-718
館林市花山町32-16