人間には、多少の痛みならば時間とともに治す能力があります。それでも慢性化を起こしてしまうのは、どのような原因(仕組み)があるからでしょうか?なぜ、肩こり・腰痛は慢性化しやすいのでしょうか?
痛みが慢性化する仕組み!
「痛みが、なかなか治らない…」
このような経験ありませんか?
ひょっとすると、その痛みは慢性化している可能性があります。
痛みが慢性化していると、なかなか治りません。
慢性化の仕組み
何かが原因で痛みが起こったとします。
そうなると交感神経が緊張して、その部分の血管が収縮します。
それと同時に、運動神経が興奮することにより、筋肉が緊張して固くなります。
この血管収縮と、筋緊張によって、血流が低下します。
血流が悪くなると、痛みを起こす物質も停滞してしまうのです。
これが、痛みの悪循環(慢性化)を引き起こしてしまうのです。
痛みが続くとさらに不安に…
痛みの慢性化に、悪循環が原因となっていることをお伝えしました。
しかし、それだけではなくストレスも関係してきます。
例えば痛みが長期化すると、ストレスを感じますよね。
そのストレスが、自律神経を「交感神経優位」にしてしまい、血流を悪くするのです。
こうなると、痛みによる不安やストレスも、慢性化の原因となっていることが理解できるかと思います。
それだけでなく、ストレスは不眠やうつ病を併発する原因にもなります。
不安による痛みの慢性化を繰り返さないために
痛みの慢性化を避けるためには、まず専門のところを受けましょう。
専門のところとは、病院、または当院の施術者に相談するなどのことです。
そして、なぜ痛みが起こっているのか、原因を説明してもらいましょう。
そうすることによって、あなたの痛みに対する不安が少し和らぎます。
不安を和らげることが、痛みの悪循環を断ち切る第一歩となります。
痛みの慢性化を断ち切るために!
この痛みの悪循環を断ち切るには、痛みを改善することです。
当たり前のように感じるかもしれませんが、痛みを放って置く人が多いのも事実です。
痛みを放っておくと、徐々にひどくなり、次第に「手が上がらなくなった!」など、ひどくなるケースもあるので注意しましょう。
痛みがあるならおすすめの場所
痛みがある場合は、鍼灸マッサージなどを受けてみましょう。
最初は病院でも構いませんが、病院だと「薬を飲んで様子をみてください」で終わる場合がありますので、そのように言われたら、体を触ってくれる場所に行ったほうが良いですよ。
普段から血流を良くするように心がけよう。
痛みの慢性化は、血流低下が悪循環の原因となっています。
逆に言えば、血流を改善してやれば、悪循環を断ち切れるのです。
簡単にできる血流改善方法は、運動・ホットパック・お風呂です。
※ただし、運動したり温めて痛みが悪化するようならば、すぐに中止をして専門家の意見を聞きましょう。
このページのまとめ
- 痛みが慢性化してしまう原因は、血流低下が主な原因です。
- 精神面での不安・ストレスも痛みの慢性化を引き起こす原因になります。
- 痛みを感じたら、まずは痛みを相談したり、病院や当院に連絡するなどしましょう。放っておくとどんどんひどくなる場合があります。
脳梗塞、脳出血の後遺症、パーキンソン病、脊柱管狭窄症、特定疾患などの患者様。
その他、腰痛、神経痛、リウマチ、頚椎捻挫後遺症などで慢性的な疼痛が続く方。
また、歩行が困難な方。
上記疾患などをお持ちで歩行がつらい方、通院が困難な方、寝たきりの方など様々なことに対応して治療・リハビリを行っていきます。
ご不明なことは何でも気軽にご相談ください。
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